BIG-IPプラットフォームの核となるBIG-IP Local Traffic Manager(LTM)は、アプリケーションが常に高速、安定、安全になるように、ネットワーク トラフィックをインテリジェントに管理します。
BIG-IP Local Traffic Managerを使用すると、サーバのパフォーマンス、セキュリティおよび可用性に基づいて適切な宛先を選択して、ネットワーク トラフィックを制御できます。
BIG-IP LTMはフルプロキシなので、ネットワークに出入りするアプリケーション トラフィックを検査、管理および報告できます。基本的なロード バランシングから、クライアント、サーバまたはアプリケーションの状況に基づいた複雑なトラフィック管理意思決定まで、BIG-IP LTMは、アプリケーション トラフィックをきめ細かに制御できます。
BIG-IP LTMのSSLパフォーマンスにより、クライアントからサーバまでのすべてを暗号化することでエンドツーエンドのユーザ エクスペリエンスをコスト効率よく保護できます。また、オンデマンドで拡張し、壊滅的な被害をもたらす恐れのあるDDoS攻撃にも対応します。BIG-IP LTMには、不正なトラフィックをブロックして、正常なトラフィックを通過させるために必要なさまざまなレベルの検査が含まれています。
高度に最適化されたTCP/IPスタックTCP Expressは、TCP/IPの技術および最新RFCの改善と、輻輳およびパケット損失・復元の影響を最小限に抑えるための拡張機能を組み合わせます。独立系のテスト ツールおよび顧客体験によると、TCP Expressは、ユーザのパフォーマンスを2倍、および帯域幅効率を4倍向上します。
BIG-IP LTMは、ネットワークとアプリケーションの両方のレイヤを介してアプリケーションの速度と信頼性を最適化できます。アプリケーションおよびサーバの状況に基づいたリアルタイムのプロトコルおよびトラフィック管理意思決定、包括的な接続管理、およびTCPとコンテンツ オフロードを使用することで、BIG-IP LTMは、ページ ロード時間を劇的に改善します。
BIG-IP LTMはプログラム可能なので、F5のイベントベースのスクリプティング言語であるiRulesを使用して、BIG-IP LTMの可視化および制御機能をすぐに利用できます。ゼロデイ攻撃の防御から、特定のアプリケーション リクエストの複製やカスタム アプリケーション プロトコルへの対応に至るまで、iRulesを利用することで、あらゆる環境におけるアプリケーション デリバリの課題に適応できます。
BIG-IP LTMでは、高度なエンタープライズクラスのロード バランサを利用できます。また、きめ細かなレイヤ7制御、SSLオフロードとアクセラレーション機能、およびオンデマンドの拡張を実現するScaleN技術も利用できます。
ゼロデイ攻撃の防御からカスタム アプリケーション プロトコルへの対応まで、F5のイベントベースのスクリプティング言語を利用することで、データ センタでもクラウドでもアプリケーション デリバリの課題に適応できます。
SSL暗号化をデータ センタ サーバからオフロードしリソースを解放して、アプリケーションのパフォーマンスを向上します。
応答時間およびトラフィック サージを確認できるので、アプリケーションのパフォーマンス問題の原因がすぐに明らかになります。
クラスタ化、仮想化およびオンデマンドの拡張を提供します。
DDoS攻撃を検出して、それらの接続を重要なサーバから離します。
リアルタイムでトラフィックに影響を与え、アプリケーション、プロトコルおよびネットワークを理解することで、アプリケーションの可用性を維持します。
Both the F5 family of devices and the VIPRION chassis are purpose-built, powerful hardware that BIG-IP software runs on.