クラウドネイティブなネットワーク、セキュリティ、およびアプリケーションの管理
F5 Distributed Cloud Servicesは、クラウドプロバイダのネイティブ サービスよりも強化された機能性、高度なセキュリティ制御、シンプル化された運用を実現します。
マイクロサービスやAPIへの依存度の上昇によってアプリケーションが進化する中で、高度に分散された新しいアーキテクチャは、複雑さの増大、コスト、リスクの増大をもたらしています。
アプリケーションを提供するためには、複数のアプライアンス、ソフトウェア、接続サービスを導入し、管理する必要があります。
API、ポリシー、可観測性が異なるサービスでは、自動化への投資が必要です。
チケットベースのワークフローを使用して、サービス プロビジョニングとセキュリティに関してDevOps、NetOps、SecOpsの足並みをそろえることは困難です。
従来のCDNやハブスポークネットワークは、没入型や大規模なSaaSアプリケーション向けに設計されていませんでした。
分散環境に導入されているアプリケーションは、同じようには保護されません。
さまざまなチームで複数のツールセットが使用されていることで、運用状況の表示がばらばらになってしまいます。
クラウド プロバイダとの統合やサードパーティサービスを必要としないマルチテナント型のプラットフォームで、70%のコスト削減を実現します。
あらゆる環境にわたって一貫した統合的なSaaSベースのサービスセットにより、市場投入までの時間を最大で12分の1に短縮します。
職務を分離したセルフサービスにより、開発者、DevOps、NetOps、SecOpsがオープンに連携できます。
Distributed Cloudプラットフォーム上で、アプリケーションやワークロードをユーザーの近くに配置することができます。
高度なAI/MLにより、分散環境において脅威を軽減し、セキュリティ ポリシーを実施します。
NetOps、SecOps、DevOpsが共有する単一のポータルで、アプリケーションのセキュリティとパフォーマンスを総合的に把握できます。
モノリシック アプリケーションやマイクロサービス アプリケーション全体の複数のサービスを統合し、アプリケーションの管理、セキュリティ、分散型インフラストラクチャ全体のネットワーク接続を簡素化する、最新のSaaSベースのプラットフォームです。
運用とライフサイクル管理を簡素化するSaaSベースのプラットフォーム。
高性能ネットワークによるワークロード接続の高速化。
ネットワークと名前空間の完全な分離。
インフラストラクチャ、アプリケーション、ネットワーク全体にわたる高度なテレメトリ。 |
Distributed Cloud Servicesは、あらゆるパブリック/プライベート クラウド上のすべてのプラットフォームで動作するアプリケーションに配信できます。VM、コンテナ、ベアメタル、またはサーバーレスで稼働しているアプリケーションを接続し、保護します。
複数のサービス検出プロトコルを同時にサポート。Consul、Kubernetes、DNSはすぐに動作します。IstioまたはLinkerdのサービス メッシュは、Distributed Cloud Servicesのイングレス/エグレス ゲートウェイと統合できます。
F5のネイティブTerraformプロバイダ、vesctl CLIツール、およびパブリックAPIは、アプリケーション チームの自動化のニーズに対応します。OpsgenieやSlackなどのアラート用ツールや、SplunkやDatadogなどのSIEM用ツールをサポートすることで、DevOpsチームとSecOpsチームの作業を簡素化します。
Distributed Cloud Servicesは、アプリケーション管理、ネットワーキング、セキュリティの各サービスをワークロードの近くで提供し、パブリック/プライベート クラウド、オンプレミスのデータ センタ、エッジ サイトに導入でき、SaaSベースのコンソールで一元管理できます。
AWS、Azure、GCPでホストされているアプリケーション ワークロードを管理し、保護します。
F5グローバルネットワーク上のどの接続拠点(PoP)からでも、アプリケーション ワークロードを管理し、保護します。
データ センタやエッジ サイトのアプリケーションを管理し、保護します。
「私たちは、5Gネットワークで優れたエッジ コンピューティング環境を構築するためにF5と連携できることをうれしく思います。F5は、既存の通信事業者向けクラウド サービス内で運用上の重大な課題を解決し、事業者の効率を高めて収益源を増やすとともに、開発者の採用を促進するクラウドネイティブなエクスペリエンスを提供することを実証しています。」
Keiichi Makizono氏
SoftBank Corp.、SVP兼CIO